2007-01-01から1年間の記事一覧
縛らない看護作者: 吉岡充,田中とも江出版社/メーカー: 医学書院発売日: 1999/09/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る
不平等が健康を損なう作者: イチローカワチ,ブルース・P.ケネディ,Ichiro Kawachi,Bruce P. Kennedy,西信雄,高尾総司,中山健夫,社会疫学研究会出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2004/10/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ …
滝山コミューン一九七四作者: 原武史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/19メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 287回この商品を含むブログ (175件) を見る 小学校時代をここまで対象化できたのは、当時すでに引いた視点を持っていてかつ強烈に嫌な事…
社会福祉学の〈科学〉性―ソーシャルワーカーは専門職か?作者: 三島亜紀子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2007/11/29メディア: 単行本 クリック: 46回この商品を含むブログ (10件) を見る昔、一度お会いしただけですが、ご恵贈いただきました。これはうれ…
連帯と承認―グローバル化と個人化のなかの福祉国家作者: 武川正吾出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2007/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (22件) を見る買おうと思っていたところなのでした。いただけるとは思っ…
社会福祉政策 改訂版 (有斐閣アルマ)作者: 坂田周一出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2007/12/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る出版元から、教科書に使ってくれてありがとう、今後もよろしく、ということでいただいた。使…
〈個〉からはじめる生命論 (NHKブックス)作者: 加藤秀一出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/09/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 97回この商品を含むブログ (44件) を見る 第一章の生命の「物象化」(←著者がこういう言葉遣いをし…
杉野昭博2007『障害学――理論形成と射程』東京大学出版会 ・リハビリテーションにおける社会・環境因子 このように、機器の開発状況や、それを利用するための財政的条件のみを「環境因子」としてとらえる見方は、「環境因子」や「社会的障壁」をきわめて狭く…
美馬達哉2007『〈病〉のスペクタクル――生権力の政治学』人文書院第7章で隠喩としての「がん」について。ソンタグと柄谷などを引用しつつ議論。第6章で視覚化される脳について。
下村恵美子2001『九八歳の妊娠――宅老所よりあい物語』雲母書房 いまでも、施設ではいろんな○○療法、○○セラピーが行われています。それは何もないよりはあったほうがいいのかも知れません。でも、その前にすることはいっぱいあるはずです。いくら何でも、ウン…
いよいよ明後日に迫ってきたわけだが…。 インパクト勝負で行くか、まじめにセクシュアリティを論じるか…。ゲストを呼ぶタイミングを間違えてしまったかもしれん…。あるいは授業の順番。今週は「セクシュアリティの多様性」か、「ジェンダー規範の作用の仕方…
高齢者、および認知症の作業療法とは一体なんなのかよく知らないので、下記のウェッブサイトを見たりと。http://www.geocities.jp/rehabilitation_ot/index.html 『作業療法ジャーナル』に特集号があったので、コピーしてくる。 山下和徳2006「【実践報告】…
家族の視点、本人の「思い」の発見という順番(①)で行くか。それとも、本人の「思い」に配慮したケア(認知症ケアの最前線)の紹介をした上で、認知症症状の発現モデルを示し、「環境」としての家族に注目してみようというような順番(②)で行くか。 自分の…
メタボの罠―「病人」にされる健康な人々 (角川SSC新書)作者: 大櫛陽一出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ発売日: 2007/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (9件) を見る「病」のスペクタクル―生権力の政治学作者: 美馬…
川上武・増子忠道編著1979『思想としての医学』青木書店 川上武1965『医療の論理――医者と患者の間』勁草書房 現代日本医療史―開業医制の変遷 (1965年)作者: 川上武出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1965メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る
太陽さん―モコの老人介護の現場だより作者: いさやまもとこ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2001/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (2件) を見る元気が出る介護―エッセイコミック モコとオヤジは奮戦中作者: いさやまもとこ…
文化の社会学 (有斐閣アルマ)作者: 佐藤健二出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2007/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (26件) を見る第3章、第5章を読了。
医師や看護師が自分の介護経験を書いたりする本は結構ある(米山公啓とか)。そこで一つのテーマとなるのは、身内の場合、冷静に専門職としての視点を保てない、という話。こうした事例は、あらゆる場合がそうなのかどうかは別として、医療社会学の授業の導…
とにかく全く集中力がない。以下まったく自分にだけ語るメモ。 流れとしては、ラベリングがあるかないか、カテゴリーに基づく理解かそうではないかという話ではなく、強固なカテゴリーを揺るがしていくプロセス性の問題だ、というところにオチをもっていく感…
来週の講義の構成は。テーマ准看護師問題と看護師の高学歴化 1 専門職とは何か? 2 准看護婦養成の歴史 3 准看護婦の問題化・当事者の語り 4 看護の自律=高学歴化? 5 医療・福祉領域におけるハイアラーキー構造次回の介護職の話に続くと。フィリピン…
こんなんが出るんですなぁ。論文集かな。http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-050169-9.html
宮崎和加子・日沼文江2003『生き返る痴呆老人――グループホーム「福さん家」での暮らしと実践』筑摩書房 第7章 「職員のかかわり」 「福さん家」では「専門家による質の高い支援」を追求し続けることを目標にしました。だから職員も毎日をただ過ごすのではな…
藤沢敏雄(1982)1998『精神医療と社会――こころ病む人びとと共に(増補新装版)』批評社 ○変革に向けた働きかけ 彼[※東大精神医学教室の医局長時代に東大を去ることになった、現在は小説家の著者の先輩]の言うように、病院の現状を怒り、批判し、要求を院…
朝田隆編著2007『軽度認知障害(MCI)――認知症に先手を打つ』中外医学社
木下康仁1989『老人ケアの社会学』医学書院 第11章「介護状況における三者関係」 木下は「儀礼的関係」と「三者関係」という対の概念を用いて、介護状況を分析していく。前者は現実にそうなりやすいが克服されるべき関係として、後者は老人が社会的に生きる…
天田城介2004『老い衰えゆく自己の/と自由――高齢者ケアの社会学的実践論・当事者論』ハーベスト社 第4章「高齢者ケアの社会学的実践論・当事者論――自己で在る/他者で在ることの可能性」「関係論的ケア」と言われるようなものの中の差異というか、「関係論…
松木洋人2007「子育てを支援することのジレンマとその回避技法――支援提供者の活動における『限定性』をめぐって」『家族社会学研究』19(1):18-29. 第2回は家族とケアということで、家族機能が外部化、拡散しているということについて書いてある木下の論文…
論の流れとしては、並行しているが、しかし論理的に同居させることが難しいように思われる潮流を、それなりに総合的に理解するための枠組みを提示した上で、なぜ、ミクロな場面での実践を見ていくことが重要なのかを、若干の例示をまじえて示していくという…
にはならない作品だな。 天田城介さんが、有斐閣の『福祉ボランティア論』の担当部分でとりあげていた作品。国家繁栄法という法律のもと、小学校1年になるとワクチン注射が義務付けられ、そのワクチンには1000人に1人の確率で、18歳から25歳(だっけ?)の間…
原山哲2003『看護の世界――フランスと日本の比較組織論』北樹出版 小さな本だが、意外な掘り出し物。著者がフランスで提出した博士論文のエッセンス部分にあたり、看護云々というより、調査プロセスの実例を学ぶ本という感じ。カテゴリー化のプロセスとか、ゴ…