メモ【看護】

来週の講義の構成は。テーマ准看護師問題と看護師の高学歴化
1 専門職とは何か?
2 准看護婦養成の歴史
3 准看護婦の問題化・当事者の語り
4 看護の自律=高学歴化?
5 医療・福祉領域におけるハイアラーキー構造

次回の介護職の話に続くと。フィリピン人介護・看護労働者まで話を持っていけるか、情報の圧縮の仕方にかかっている。導入ではSSM調査の職業威信調査の話などをしてから入るか。

参考文献)

  • 三井さよ1998「看護の『専門性』をめぐる葛藤――准看護婦問題の重層性」『ソシオロゴス』22: 153-168.
  • 高木和美「『合理的看護職員構造』の研究――介護概念の看護概念への包摂による看護・介護職員養成制度の統合」金沢大学大学院社会環境科学研究科博士論文…本当はこれをもとにした著書があるのだが、現在、手に入らない。修士2年のときコピーしたこれで。
  • 三島亜紀子2001「医師とソーシャルワーカーの専門職化――A・フレクスナーの及ぼした影響を中心に」黒田浩一郎編『医療社会学のフロンティア――現代医療と社会』世界思想社
  • 中島憲子1995「看護婦」黒田浩一郎編『現代医療の社会学――日本の現状と課題』世界思想社
  • 立岩真也1999「資格職と専門性」進藤雄三・黒田浩一郎編『医療社会学を学ぶ人のために』世界思想社
  • 鹿又正直1999『ナースのための社会学入門』医学書院:第11章「専門家支配と医療」、第12章「看護におけるイデオロギー