2007-10-05から1日間の記事一覧

メモ【認知症】

木下康仁1989『老人ケアの社会学』医学書院 第11章「介護状況における三者関係」 木下は「儀礼的関係」と「三者関係」という対の概念を用いて、介護状況を分析していく。前者は現実にそうなりやすいが克服されるべき関係として、後者は老人が社会的に生きる…

メモ【認知症】【看護】

天田城介2004『老い衰えゆく自己の/と自由――高齢者ケアの社会学的実践論・当事者論』ハーベスト社 第4章「高齢者ケアの社会学的実践論・当事者論――自己で在る/他者で在ることの可能性」「関係論的ケア」と言われるようなものの中の差異というか、「関係論…

メモ【看護】

松木洋人2007「子育てを支援することのジレンマとその回避技法――支援提供者の活動における『限定性』をめぐって」『家族社会学研究』19(1):18-29. 第2回は家族とケアということで、家族機能が外部化、拡散しているということについて書いてある木下の論文…

関係論【認知症】

論の流れとしては、並行しているが、しかし論理的に同居させることが難しいように思われる潮流を、それなりに総合的に理解するための枠組みを提示した上で、なぜ、ミクロな場面での実践を見ていくことが重要なのかを、若干の例示をまじえて示していくという…