メモ【認知症】
- 作者: 加藤秀一
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2007/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第一章の生命の「物象化」(←著者がこういう言葉遣いをしているわけではない。生命へのフェティシズムというような言い方をしていた)を、大庭健倫理学なんかを参考にしつつ批判するあたり。生きているということを感受することと、生命だから倫理の対象とするということとの違い。パーソン論批判として。
考えてみると、これは、「尊厳」を重視する認知症論、ユニットケア推進、グループホームなどに対して、宅老所実践が言っていることとも関係があるか。三好春樹の言う「現前性」か。