2007-09-26から1日間の記事一覧

分かること/診断【医療化】

「わからない」というのは「わかると困る」ということなのだ。私のことばで説明すればこういうことである。ある対象を前にしてその対象の言葉なり思想なりが私の「思考の枠組」から著しく逸脱して、枠組にくみ込むことがきわめて困難な場合に私の対処の仕方…

人口関係の新刊【人口】

ストレスがたまってきたな。どうするか。人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)作者: 河野稠果出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/08/01メディア: 新書購入: 6人 クリック: 127回この商品を含むブログ (39件) を見る『現代…

列挙【看護】

ケアの外部化と社会化――家族とケア ケアはどう語られてきたか?――倫理と技法 看護職の専門性と資格(准看問題とは何か?) 福祉職の資格制度・専門性と社会的地位 福祉職からみた看護職 在宅療養における看護と介護 試験 ケアの外部化と社会化――家族とケア …

メモ【看護】

早坂裕子・広井良典編著2004『未来を拓く社会学――看護・福祉を学ぶ人のために』ミネルヴァ書房:第7章「ジェンダー・セクシュアリティ・家族」 従来、家族領域においてと同様、職業領域においても、ケアはその多くを女性によって担われてきました。たとえば…

要約【認知症】

1.本書の目的(はじめに・序章より) 本書は,とりわけ認知症とされる者への介護経験を中心に,家族介護者の経験の記述・分析を行いながら,その経験と近年の新しい認知症ケアとの関係や,認知症にまつわる現象を分析する社会学のあり方を考えていくことを…

メモ【看護】

広井良典1997『ケアを問いなおす』筑摩書房(ちくま新書):第4章「ケアの市場化」(133-151)、第5章「ケアの科学とは」 看護・福祉=対人社会サービス(ケア)という括りについて(第4章) 「福祉」という言葉の第一の意味は、従来からあるもので、端的に…