昼食時に

 現代思想』2006年6月号(34(7))を買ってみる。「特集 アガンベン――剥き出しの生」。上村忠男と田崎英明の対談だけご飯を食べながら読み、彼の議論が、カール・シュミットフーコーであること、しかし、そこには、論議のある概念の拡張があることなどを勉強する。他、ベンヤミンの暴力論(駒場時代の高橋哲哉の講義を思い出し懐かしい)との関係、デリダに対しては批判的であることなどを、字面だけだが、知る。

 しかし、立岩さんの連載「労働について――これからの予定」ってありなのか。節タイトルがすべて「予告:○○」ってあんた……。