怨念

こんなまちなら老後は安心!―セーフティネットを鷹巣から北秋田へそして全国へ

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 土曜日の上映会会場で売っていた本。岩川徹、飯田勤、大熊一夫、大熊由紀子、羽田澄子、外山義(故人)など。
 大熊一夫氏が、岩川派対反岩川派の対立を生々しく書いているが、決して前町長派のバックラッシュというだけではなく、日本に北欧型福祉導入のきっかけを作る立役者でコペンハーゲン在住だった伊東氏と岩川氏らの対立が根底にあったとのことだ。大熊氏の記述だと、岩川氏に手柄を取られたのが気に食わなかったというような話。
 また、面白いのは岩川氏は自民党支部の役職をしているのに、当選後の与党は共産党などが中心で、前町長派の野党が多数派だったというところ。

 羽田澄子や大熊由起子の回想録というか経緯録は、歴史記録として面白い。