花芝町地蔵盆

 お世話になっている絆やさんがコミットしているDFC(認知症フレンドシップクラブ)がブースを出して、ステージでもフレンドシップの活動紹介とフレンドシップクラブの加盟店であるバームクーヘン屋さんによるバウムの解体ショーを行うということで、家族関係論演習の一貫として参加させていただきました。
 DFCの活動については、下記のページを参照してください。

 http://dfc.or.jp/

簡単に言うと、認知症の人が街に出て行けるようにサポーターを要請したり、認知症の人が気軽に入れるようなお店などの場所を増やしていこうという取組みです。

 実際は、私自身も企画をあまり把握しておらず、また、DFCの活動自体も、良くも悪くも分かりやすい「医療・福祉」という枠からはみ出していて内容を説明することが難しいということもあり、お手伝いがうまくできたのか心もとないのですが、簡単なお店番と解体ショーの手伝いをさせてもらいました。
 また、授業の目標としては、人が集まる場所の観察という社会調査法の授業の一環で、仕事があいているときに、5人ずつぐらいのグループで観察をしてもらいました。気温も高く熱気もすごかったので、大変だったと思うのですが、大学の近所でこれだけのお祭りをやっているということを体感できて、私自身はとても楽しかったです(大学の教員が、ビールを持って歩いていたり学生が遊びに来ていたり、バイトをしていたり)。どんなことを観察してきて、どんな風にまとめてくれるのか楽しみです。
 こうした盛り上がりを得られる商店街は、稀有であり、趨勢としては商店街は難しいのかもしれませんが、せっかく大学の近所の商店街なので、こうしたイベントの成り立ちとかについて、堅苦しい調査とまでは行かなくてもお話しを聞けたらなあと思いました。

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)

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最後に、恥をしのんでダンストリビュート…。