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【震災】

目次
はしがき(編者)
序 いま被災地は――阪神・淡路大震災から3年(岩崎信彦)
第1部 小都心の復興と市街地再開発事業 概説(浦野正樹)
第1章 「にしきた」駅前商店街復興と再開発事業(大矢根淳)
第2章 神戸市六甲道駅「副都心」の再開発事業(伊藤亜都子)
第2部 区画整理事業の復興まちづくり 概説(岩崎信彦)
第1章 総合的施策と復興まちづくりの発展―尼崎市築地の事例(三輪嘉男・佐藤彰男)
第2章 住宅・生活再建と「共同プロジェクト」―長田区御菅の事例(木村明子・浦野正樹)
第3章 淡路島における区画整理事業の混迷―北淡町富島の事例(浦野正樹)
第3部 インナーシティにおける生活再建の展開 概説(山本剛郎)
第1章 商店街の復興まちづくり―春日野道と生田の商店街を中心に(小松秀雄)
第2章 まちづくり成熟地区における生活再建への道―神戸市真野の場合(今野裕昭)
第3章 4年目を迎えた生活と住宅の再建の歩み
―長田区鷹取東の事例(徳田剛・伊藤亜都子・大原径子)
第4部 エスニック・コミュニティと震災復興 概説(岩崎信彦)
第1章 被災コミュニティと在日韓国・朝鮮人の復興戦略
―神戸市長田のケミカルシューズ産業を事例に(文貞實)
第2章 在日韓国・朝鮮人の生活史のなかの震災(山本かほり)
第3章 朝鮮初中級学校「復興」をめぐって(仲野誠)
第5部 住宅とコミュニティにおける共同性 概説(岩崎信彦)
第1章 あるマンションの再建問題(荻野昌弘)
第2章 住宅の共同再建における合意と葛藤(吉川忠寛)
第3章 阪神・淡路大震災とコミュニティの〈再認識〉(横田尚俊)
第6部 自主防災のコミュニティづくり 概説(岩崎信彦)
第1章 「自主防災」の組織化と震災時の活動―神戸市の場合(倉田和四生)
第2章 震災後の「防災福祉コミュニティ」の展開―神戸市の場合(倉田和四生)
第7部 理論への歩み
第1章 阪神・淡路大震災社会学パースペクティブ(長田攻一)
第2章 震災研究と社会学―研究状況と現代社会学への示唆(辻勝次)
著者紹介
奥付

  • 西尾祐吾・大塚保信・古川隆司編著2010『災害福祉とは何か――生活支援体制の構築に向けて』ミネルヴァ書房
  • 日野秀逸2011『「被災者目線」の復興論――東北の生活現場から考える』新日本出版社