メモ【調査倫理】
社会学的フィールドワーク (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: 好井裕明,三浦耕吉郎
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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意外におもしろいです。少なくとも90年代後半から大量に出ていたエスノ-構築-ライフヒストリー系のフィールドワーク論よりはよいと思います。
玉野先生の見田宗介批判、中野卓批判などエッジの効きぶりがよい。町村先生のもエッセイだけど、なぜ文体が変わったのかということを事例に、フィールドワークは必ずしも「深く」すればよいものではなく、「行きずりのフィールドワーカー」にも価値があるということを書いていて、参考になった。