重宝してます
- 作者: 加藤秀一,海老原暁子,石田仁
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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今日の授業でも使いました。所々データと解釈が、ん?あってない?と思われるようなところは有りますが、参考資料としてコンパクト。
- 作者: 阿部真大
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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前半部を読んでみる。ケアは「気づきの労働」か(であるべきか)という点が、若者本と通底している論点ですね。この辺は、きちんと考えないといかん。
印象だが、若者本においてこの著者と共著者の前田氏は歴史的文脈から「気づき」の労働で有るべきではない、という点を述べ、同時に自分の介助経験から、行為としてそれは「気づき」の労働などと名指せるようなものではないという「事実」を呈示している。
一方で、この著者は「気づき」の労働である(と歴史的にも意味づけられ、ワーカーにもそうであることを望まれている)と捉えた上で、労働条件などとの関係で、そう位置づけられていることが問題であるとしている。解決の方向性として、いわゆる専門的な行為をするプロのケアワーカーとボランティアとの機能分有を説いているが…。もう少し考えないと分からない。