買った本

 火曜日は1割引だった。

会社はこれからどうなるのか

会社はこれからどうなるのか

 今更という感もあるが100円だったので。

 助産婦(ママ)については少し勉強をしておかないと。エッセイの連載を集めたものだが、第二章が「羞恥論」について、作田やベネディクトなどの所論をまとめたもので、便利そう。第三章は、男性助産士推進に対する反対論理について議論している部分。著者が、徹底的にテーマオリエンティッドに勉強・研究を深めていっている感じで、論文集とは言っても、以外に馬鹿にできない、おもしろそうな本。

人類学とは何か (同時代ライブラリー)

人類学とは何か (同時代ライブラリー)

 「人類学とは何か?」という問いに対して、「人類学者とは何者か?」への答えとして、解答していこうとするもの。この発想は重要だと思う。初学者に解説をする際に参考になるのではと思い。

「日本らしさ」の再発見 (講談社学術文庫)

「日本らしさ」の再発見 (講談社学術文庫)

 関東社会学会のシンポジウムで、辻さんが、言及していた間人主義について考えてみようと思い。この人、姫岡勤の弟子ということは、竹内洋の兄弟子ということですな。他、やはりテーマ的に作田啓一とつながりがあり、見田宗介は「畏友」らしい。ちらっと読んでみたが、読みやすい。しかし、なんだか非常にシンプル(単純)という感じ。分かりやすい日本文化論って要するにこういうことなんだろうな…。

 他、現代思想が大量に出ていて、すべて100円だったので、7冊買う。特集を列挙すると、「確率化する社会」、「先端医療―資源化する人体」、「感情労働」、「リベラリズムとは何か」、「精神医学のフロント」、「健康とは何か」、「遺伝子操作」。