早速

 最近読んだ本。めちゃくちゃに見えるが、やっぱりめちゃくちゃだな。論文用に材料としている本・論文は除く。

 以下2つは、計量の勉強のため。生活時間調査は、都立大学の小林良二さんさんらが援用して、介護時間調査というものをやっている。紀要にとどめないで、もっとやって欲しい。いや、やっているかも。

数字で語る―社会統計学入門

数字で語る―社会統計学入門

生活時間の社会学―社会の時間・個人の時間

生活時間の社会学―社会の時間・個人の時間


 先々週くらいの野郎合コンで話題に出たため、積読棚から引っ張ってきて読んでみる。

存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて

存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて

 全般的な印象として、言っていることは、メタファーとしては理解できるのだが、4章のフロイト再解釈から、存在論脱構築と郵便的脱構築の区別を導き出していくあたりで、用語一つ一つの意味がつかめなくなる。やっぱり電車の中で立って読むのではダメか。


 あと、ちょっと前だが、現代社会や倫理を教えるときに、心理学・パーソナリティのところで必ず出てきたクレッチュマーの本(肥満型、痩せ型、筋肉型?のパーソナリティ類型)。

天才の心理学 (岩波文庫 青 658-1)

天才の心理学 (岩波文庫 青 658-1)

 精神医学者って、本当すごいトンデモギリギリの言説をはけるんだなあと感心することしきり。病跡学というのがあって、中井久夫らも岩波現代文庫で出していた気がするが。考えてみると、エリクソンの『ガンジー』とかも似たようなアプローチか。

 以下は、なぜか読みたくなって購入。

証言水俣病 (岩波新書)

証言水俣病 (岩波新書)


 以下は小説。

パーク・ライフ

パーク・ライフ

 古本屋で安かったので。かなり昔に読んだ『パレード』が結構気味悪く印象に残った小説だったので、買ってみた。タイトルになっている短編は、まあ、さわやかな恋愛小説というところか。受けたのは分かる気がするが。

 『医龍』もドラマ化されたので、バチスタ手術が登場する以下のミステリーを。中学くらいに読んでいたキャラで読ませるような小説を思い出す雰囲気。

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光