メモ 『家族社会学研究』特集・関連論文一覧

坂本佳鶴恵1990「扶養規範の構造分析」『家族社会学研究』2 ◎
※第3号が「いま家族に何が起こっているか――個人化と多様化への始動」
篠崎正美1991「現代家族の変動をどうとらえるか」『家族社会学研究』3
目黒依子1991「家族の個人化――家族変動のパラダイム探求」『家族社会学研究』3
礒田朋子・清水新二1991「家族の私事化に関する実証的研究」『家族社会学研究』3
三谷鉄夫1991「都市における親子同・別居と親族関係の日本的特質」『家族社会学研究』3
※1992年の第4号が学会化記念特集号「家族社会学への期待と課題」
森岡清美1992「日本家族の現代的変動」『家族社会学研究』4
光吉利之1992「家族変動への視点」『家族社会学研究』4
清水新二1992「家族研究の私事化傾向を越えて」『家族社会学研究』4
天木志保美1993「ケアラーとしての主婦――社会への二つの回路」『家族社会学研究』5
松岡英子1993「在宅要介護老人の介護者のストレス」『家族社会学研究』5
要田洋江1994「現代家族と障害者の自立――日本型「近代家族」を超えて」『家族社会学研究』6
松岡英子1994「在宅老人介護者のストレスに対する資源の緩衝効果」『家族社会学研究』6
柳原佳子1995「ジェンダーと権力構造」『家族社会学研究』7
南山浩二1995「ケア提供者の負担の構造――在宅精神障害者を抱える家族の場合」『家族社会学研究』7
赤尾泰子・木村汎1996「青年期の子どもが認知した親の支援行動の研究――子どもの親への発話と学業達成との関係」『家族社会学研究』8
春日井典子1996「中期親子関係における共有体験――母娘間の感情次元の分析を中心に」『家族社会学研究』8
南山浩二1997「家族ケアとストレス――要介護老人・精神障害者家族研究における現状と課題」『家族社会学研究』8
※10(1)は「特集 家族社会学の回顧と展望―1970年代以降」
山根真理1998「家族社会学におけるジェンダー研究の展開――1970年代以降のレビュー」『家族社会学研究』10(1)
清水新二1998「家族問題・家族病理研究の回顧と展望」『家族社会学研究』10(1)
下夷美幸1998「家族福祉政策研究の展開と現代的課題」『家族社会学研究』10(1)
牟田和恵1998「家族制度・変動論の家族社会学における意味と意義」『家族社会学研究』10(1)
森岡清美1998「コメント1 家族社会学パラダイム転換をめざして」『家族社会学研究』10(1)
落合恵美子1998「コメント2 新しいパラダイムの課題」『家族社会学研究』10(1)
※10(2)は「特集 先進諸国における家族政策と雇用政策の関係」
舩橋惠子1999「<子育ち>の社会的支援と家族」『家族社会学研究』11
土屋葉1999「全身性障害者の語る「家族」――「主観的家族論」の視点から」『家族社会学研究』11
布施晶子2000「最近のイギリスにおける家族政策の特徴と家族研究」『家族社会学研究』12
金貞任2001「要介護高齢者を介護する家族介護者の対処類型の規定要因と性差――ソウル市における調査から」『家族社会学研究』13(1)
清水新二2001「私事化のパラドクス――「家族の個人化」「家族の個別化」「脱私事化」論議」『家族社会学研究』13(1)
※13(2)は、特集「21世紀の社会と家族の変化 パート? 家族の変化と人間」
森岡正博2002「生殖技術と近代家族」『家族社会学研究』13(2)
進藤雄三2002「医療社会学からみた人間と家族」『家族社会学研究』13(2)
畠中宗一2002「臨床社会学からみた人間と家族」『家族社会学研究』13(2)
宮崎貴久子・斎藤真理2003「死別体験が家族に与える影響――一般病棟の緩和ケアにおける家族ケアより」『家族社会学研究』14(2)
※小特集1 「日本・韓国における家族政策と老親子関係」
染谷俶子2003「社会変動と日本の家族――老親扶養の社会化と親子関係」『家族社会学研究』14(2)
※小特集2 「「家族愛」の名のもとに:生体肝移植をめぐって」『家族社会学研究』14(2)
武藤香織2003「「家族愛」の名のもとに――生体肝移植と家族」『家族社会学研究』14(2)
鈴木清子2003「患者・家族からみた生体肝移植医療」『家族社会学研究』14(2)
細田満和子2003「生体肝移植医療――不確実性と家族愛による擬制」『家族社会学研究』14(2)
清水準一2003「生体肝移植におけるトピックはドナー調査にみる今後の課題」『家族社会学研究』14(2)
吉原千賀2003「高齢期におけるきょうだい関係――活性化とその要因」『家族社会学研究』15(1)
柘植あづみ2003「精子卵子・胚提供による生殖補助技術と「家族」」(研究動向)『家族社会学研究』15(1)
阿藤誠2003「家族政策の新展開――「少子化対策プラスワン」の企図するもの」(政策資料解説)『家族社会学研究』15(1)
浅利宙2004「遺族にとっての「家族」の変容――社会集団における語りからの分析」『家族社会学研究』15(2)
中川敦2004「遠距離介護と親子の居住形態──家族規範との言説的な交渉に注目して」『家族社会学研究』15(2): 89-99.
松本訓枝2004「母親たちの家族再構築の試み――「不登校」児の親の会を手がかりして」『家族社会学研究』16(1)
中田奈月2004「男性保育者による「保育者」定義のシークエンス」『家族社会学研究』16(1)
※16(2)では、「特集 現代社会における家族ならびに結婚の意味を問う Part? 現代家族の存在意義を問う」
舩橋惠子2005「育児戦略と家族政策のなかのジェンダー――日本・フランス・スウェーデンの比較調査から」『家族社会学研究』16(2)
笹谷春美2005「高齢者介護をめぐる家族の位置――家族介護者視点からの介護の「社会化」分析」『家族社会学研究』16(2)
清水新二2005「家族問題研究からみた現代家族の意義と意味――保健機能と自分物語」『家族社会学研究』16(2)
※ 2006年17(2)では「特集 雇用流動化と家族」
武川正吾2006「雇用の流動化と生活保障システムの危機」『家族社会学研究』17(2)
永瀬伸子2006「雇用流動化に対応しかつ日本の家族観に沿う社会的保護のあり方を問う――コメントにかえて」『家族社会学研究』17(2)
羽根文2006「介護殺人・心中事件にみる家族介護の困難とジェンダー要因――介護者が夫・息子の事例から」『家族社会学研究』18(1)
※2007年の18(2)では「特集? 社会的排除と家族」
南山浩二2007「精神障がい者家族と社会的排除――社会的排除をめぐる二つの機制」『家族社会学研究』18(2)
布川日佐史2007「生活保護制度と社会的排除」『家族社会学研究』18(2)
清水新二・吉原千賀2007「ドメスティック・バイオレンスの家族社会学的研究――非対称性仮説と世代間伝達仮説をめぐって」『家族社会学研究』18(2)
松木洋人2007「子育てを支援することのジレンマとその回避技法――支援提供者の活動における「限定性」をめぐって」『家族社会学研究』19(1)
中西泰子2007「若者の老親扶養志向にみるジェンダー――「娘」の意識に注目して」『家族社会学研究』19(2)
※2008年の20(1)は「特集 家族のオルタナティブ――家族研究の挑戦」
牟田和恵2008「シンポジウム 家族のオルタナティブ――家族研究の挑戦」『家族社会学研究』20(1)
小谷部育子2008「コレクティブハウジングの理念と実践」『家族社会学研究』20(1)
釜野さおり2008「レズビアン家族とゲイ家族から『従来の家族』を問う可能性を探る」『家族社会学研究』20(1): 16-27.
上野千鶴子2008「家族の臨界――ケアの分配公正をめぐって」『家族社会学研究』20(1)
野沢慎司2008「選択的ネットワーク形成と家族変動」『家族社会学研究』20(1)
本田浩治2008「わが子をドラッグ使用者として語り続けることへの逡巡」『家族社会学研究』20(1)
木下裕美子2008「フランスの親保育所にみられる連帯とは何か――今後の日本との事例比較研究にむけて」『家族社会学研究』20(1)
森岡清美2008「家族機能論再考」『家族社会学研究』20(2)
久保田裕之2009「「家族の多様化」論再考――家族概念の分節化を通じて」『家族社会学研究』21(1): 78-90