勘が鈍っている

 火曜日にまた遠征して喋らないといけないが、久しく多人数の前で喋っていないので、とても心配。さりとてきっちりとした原稿を作っている余裕がない。

私は私になっていく―痴呆とダンスを

私は私になっていく―痴呆とダンスを

私は誰になっていくの?―アルツハイマー病者からみた世界

私は誰になっていくの?―アルツハイマー病者からみた世界

ヘルプマン!(1) (イブニングKC)

ヘルプマン!(1) (イブニングKC)

 「認知症ケアと家族」のお題で20分から30分。フィールドワークのネタを出すか、もろ講義のりで行くか…。「明日の記憶」見ておけばよかったか…。

明日の記憶

明日の記憶

ついでに記憶関連書籍。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

吾妹子哀し (新潮文庫)

吾妹子哀し (新潮文庫)

私の頭の中の消しゴム (小学館文庫)

私の頭の中の消しゴム (小学館文庫)

メメント

メメント

 「エピソード記憶」の喪失(想起の困難)が認知症における記憶障害の一つの特徴だとすると、忘れたこと自体を覚えている『博士…』や『メメント』は認知症ではないとも言える。しかし、この社会において、認知症や呆けという表現で名指される人すべてが完全なる意味で「エピソード記憶」を喪失しているわけではなく、Goffmanの言うパッシングやカバリングをしながら生きているとすると、その2冊から学ぶことも多い。